こんにちは。まさかりです。
不動産を売却するために、別の不動産会社にサブリースの解除を依頼しました。
サブリースを解約し、物件を売却することができたのか?
前回の記事はこちら
第四話 もう不動産投資はしないでしょう
サブリース解約
サブリースの解約を依頼した不動産会社(以後、解約さん)にこちらの事情を相談し、解約通知を出してもらいました。
解約の事由としては、
契約期間の満了に伴い、サブリース契約を更新せず終了する
入居者はそのまま居住してもらって問題ない
としました。
ちょうど契約期間の満了でタイミングが良かったのと、契約書に貸主側からの契約解除について特に記載されていなかったので、この形で通知をしました。
結果は、
無条件は無理だけど、いくらか出してくれるなら考えないこともない
という返答でした。
これは、初手にしてはかなり良い回答です。
契約満了で終了するのは正当事由に当たらないと突っぱねてくることのほうが多いでしょう。
その後、契約手続き上で不備があったことやいくらなら応じるのか?なども確認しながら交渉を続けてもらい、最終的には
賃料5カ月分
でサブリースの解約となりました。
期間も交渉開始から2カ月程度での決着となり、非常に速かったのではないでしょうか。
なぜこんな簡単に応じてくれたのかはわかりませんが、
・入居者も同じくらいのタイミングで退去予定だった
・サブリース契約書がたいしたことなかった(穴だらけだった)
・以前の不手際の際に私がワーワー騒いだため、面倒な客だと思われていた
あたりが理由なのではと思っています。
いずれにせよ、サブリースの解約と未入居状態の物件が手元に残りました。
次は売却です。
不動産の売却
ここからは時間との勝負です。
サブリース解約前の時点で私の手元にあった現金は140万円ほど。
そこからサブリース解約の立退料として、賃料5カ月分の支払いで現金は半分ほどになり、
さらに、入居者がいない状態なので、賃料収入がありません。
自分が住んでいる物件の賃料も支払っていますから、
実質、毎月2カ月分の賃料を支払っているような状態です。
給与収入があるとはいえ、かなり節約しても毎月の収支はややマイナスという状態でした。
物件の売却までに時間がかかりすぎるとこちらの体力がなくなるという状態だったため、
あまり悠長にはしていられません。
物件の売却は解約さんと専任媒介契約を締結して引き続き対応をお願いしました。
物件の売却価格については理想と最低ラインを私の中で決めていました。
物件の売却に必要なお金は、
・ローンの残債分
・不動産売却報酬
・不動産売却にかかる手続き費用(登記の変更など)
です。
このなかで、手元にあるお金で何とか出来るのは不動産売却にかかる手続き費用だけです。
それ以外の分が不足すると、人から借りる必要があります。(借りれなければ自己破産かも)
なので、最低ラインはローンと売却報酬を支払える金額です。
理想は、上記に加えてFPの会社から借りた400万円も支払える金額です。
FPの会社から借りたお金はローンとは別で毎月定額返済をしているため、不動産売却時にその分のお金がなくても何とかなります。(一括返済を求められるわけではない。)
最初は理想の金額で物件を掲載しましたが、買い手は見つからず、
結局、最低ライン+40万円くらいで提示して買い手が見つかりました。
理想の金額とはいきませんでしたが、それでも一括で必要になる金額に足る金額で売却ができました。
サブリースの解約を依頼してから10カ月程度の出来事でした。
借金が残った不動産投資
以上が、私の不動産投資です。
FPの会社から借りた400万円がそのまま借金として残り、今も毎月少しずつ支払いを続けています。
不幸中の幸いなのは、残った借金が無利子だということでしょうか。
一括で返すよりはその分を資産運用したほうがいいので、あと10年くらいは支払いを続けます。
奨学金を借りることなく大学に通わせてもらったのに、こんなことで借金を作るなんてね。
今、この記事を読んでいる方は、
メシウマ記事を見つけたと思っている人か、
私と同じように不動産投資て後悔している方か、
同じように不動産投資を勧められて悩んでいる人あたりでしょうか?
不動産投資を勧められて悩んでいる方であれば、私から言えるのは一つだけです。
やめとけ
勧められている時点でやるべきではありません。
私と同じ目に、それ以上にひどい目にあいたくないのであれば、不動産投資はすべきではありません。
最後に
今後、同じように不動産投資で失敗する人が少しでも減ることを願って終わりにしたいと思います。
このブログでは、再び資産を増やす過程を記録していますので、
よければたまには覗きに来てください。
それでは!
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